転職サイトを見ているとよく出てくる「未経験大歓迎」の文字。
とくに営業やエンジニアに多いですよね。
未経験の業種に転職できるものなのか。
私は新卒で飲食業界に就職したものの、わずか1年4ヶ月でやめ、
未経験でITエンジニアに転職しました。
大学は文系、趣味でもパソコンに触れたことは一切なし。
当時、IT系の仕事は無縁だと思っていたのに、ITエンジニアになり今年で7年目を迎えます。
今回は私の経験を元に、未経験でITエンジニアになった場合、
どのように仕事をしてくのかを説明したいと思います。
- 未経験でエンジニアになりたい
- 未経験でエンジニアになるためにするべきことが知りたい
- 未経験でエンジニアになれた場合の仕事内容
新卒で入社した飲食業界(ブラック企業)や転職活動についても書いていますので、合わせてご覧ください。
未経験でエンジニアになれるのか？
冒頭でも書いたように、転職サイトでよく見かける「未経験大歓迎」の文字。
IT業界は常に人が足りず、未経験者を歓迎しているのは事実です。
しかし、私の会社でもそうなのですが、未経験者歓迎といっても条件があります。
- 年齢
- やる気、将来の見込み
年齢
正直、年齢の壁はあります。
大学等で情報系でなかったり、IT系のスクールに通った経験がないような、完全に未経験者であれば、20代までが多い印象です。
実際に私の会社も未経験入社は28歳までの条件がありました。
20代を過ぎている方で未経験でエンジニアは無理というわけではありませんが、
年齢を埋めれるほどの熱意や説得力のあるアピールが必要になってくると思います。
やる気
未経験の職種に転職する際に、「やる気・根性」などの精神面を見られます。
全くわからないことを仕事にして、
耐えられる精神面があるのか、
今後活躍する人材になるために努力ができる人であるか、
そのあたりを見られているように思います。
面接でアピールすることも大事ですが、
本当にエンジニアとして働く覚悟があるのか自分自身しっかりと考えてみてください。
ITは変化の激しい分野なので、一度勉強するだけでなく、
ずーっと勉強し続けなければいけません。
実際にエンジニアとして働いてみないと自分にあっているのか判断するのは難しいですが、
よく勘違いしているのが、
「人と話さず、パソコンカタカタしてるだけでよい」
というイメージ。
あれは嘘ですからね。
(厳密には嘘ではないけれど、人とのコミュニケーションはめちゃくちゃとりますよ)
未経験でエンジニアになるためにするべきこと
ここからは、未経験だけど「エンジニアになりたい」と思っている方がするべきことを説明したいと思います。
ここのあたりは人によって異なるので、あくまで私の思う、するべきことです。
- エンジニアで何をしたいのか考える
- 自分がやりたいことはどの分野なのか調べる
- 可能であれば自宅で手を動かしてみる
- 未経験の募集をしている会社の面接を受ける
エンジニアで何をしたいのか(分野)を考える
ひとくくりにエンジニアといっても様々な仕事があります。
インフラ？開発？
ネットワーク？サーバ？セキュリティ？
プログラマー？アプリケーション？フロントエンド？
実際に、何をやりたいのかイメージしておかないと、全然違うことをする可能性があります。
まさに私もそうでした。
エンジニアの職種なんて全く考えていなくて、
私はエンジニアといったら、プログラムコードをカタカタ打ちまくり、製品開発をするイメージでこの業界に入りました。
ところが、私は今、サーバエンジニアをやっています。
私の入社した会社では未経験者はインフラエンジニアを目指すプログラムが用意されていたので、そのままサーバについて学習し、サーバエンジニアとして仕事をしています。
当初イメージしていたエンジニア像とは全然ちがう仕事をしています。
このようなギャップが生まれないために、エンジニアとして何をしたいのかしっかり考えてみましょう。
実際に手を動かしてみる
今は無料でできるプログラミングサイトや、1年間無料のAWSアカウントなど、
気軽にお試しできるものが多数あります。
まずは触ってみることが大事です。
案外、想像していたものと違って、向き不向きがわかると思います。
また、書籍も多数あります。
どれを選べばいいかわからない！と迷うと思いますが、
自分で調べて、選んだものをしっかりとやってみてください。
エンジニアは調べる力がとても大事です。
「誰かが教えてくれる、誰かの言う通りにやればよい」
このように受け身体制でいると、本当に自分のやりたいことができなくなったり、わからなくなったりするだけでなく、
エンジニアとしての成長はほぼ見込めません。
まずは、サイトでググったり、本屋で気になった本を読んでみる。
面白そうな学習サイトで手を動かしてみる。
少しでもいいので、実際に手を動かしてみましょう。
未経験募集の会社の面接を受ける
本当にエンジニアを目指したいと思ったのであれば、エンジニアスクールに通って技術をつけるよりも、未経験を募集している会社の就職したほうが手っ取り早いです。
未経験を募集している企業はたくさんあるので、どんどん面接を受けてみてください。
研修制度ありの会社が多数
上記で、未経験を募集している企業がたくさんあると書きましたが、
未経験でエンジニアを募集している企業は、研修制度もしっかりしている企業が多いです。
私が転職した会社も、未経験者を毎月採用していて、ちゃんとした研修制度がありました。
中途の未経験者という形ですが、ビジネス研修もありました。
私はインフラ(サーバ)の技術研修だったのですが、LPICの資格教材を使用しながらの研修で、個人課題、グループ課題などを通して、2ヶ月間みっちりと研修を受けました。
未経験エンジニアの仕事内容
未経験エンジニアの最初のお仕事は以下のパターンが多いと思います。
- ヘルプデスク
- 運用・監視
- テスター
- 構築作業
私の一番最初のお仕事はヘルプデスクでした。
2年近くやりました。
ヘルプデスクや運用・監視あたりが一般的かな？と思います。
シフト勤務や夜勤が多いのも特徴です。
上記であげた仕事内容は完全に下済み時代になります。早く、上流工程(設計や構築)をやりたいと思うかもしれませんが、経験なしに上流工程をしても辛いだけです。
この時に、しっかりと基礎をつけることが大切です。今後の仕事に必ず役にたちますので、踏ん張ってください！
稀に、はじめての現場から構築をやれせてもらえるパターンもありますが、先輩エンジニアと一緒にやることが多いと思います。
未経験でエンジニアになってどう？
エンジニアになりたいと思っている方向けの記事で書くことが迷いましたが、正直に書こうと思います。
正直、エンジニアには全く興味がありませんでした。
そして、今も興味ありません笑
私みたいに興味がない人にはかなりキツイと思います。
なぜかと言うと、勉強し続けなければいけないからです。
特に未経験で入社したばかりはめちゃくちゃ勉強しました。
資格もたくさん受験しました。
早く技術力をつけたい！
早く一人前になりたい！
給料あげたい！
こんな思いで、ひたすら勉強。
受験勉強よりも勉強してました。
ある程度仕事で実績を積んでも、
新しい技術がどんどんでてくるし、情報量は膨大すぎる。
その中、携わるシステムに関係してくることを毎回勉強しなければいけません。
ある程度知識がついたな〜と思っていても、すぐに全然知らないことやらされる…
正直、好きじゃないとなかなかキツイです。
(仕事だから頑張ってやるけどね)
自己学習が必要不可欠で、休日の学習や夜中まで調べ物…
というのは日常茶飯事です。
こんなにネガティブなことを書いてしまいましたが、もちろん良い面もあります。
いちばんは専門知識保持者ってことかな。
(実績にもよりますが)
ある程度、エンジニアとして仕事をしていると、次の転職には困らない気がします。
需要もたくさんある。
技術力が上がれば、フリーランスも夢じゃない！？
(私はインフラエンジニアとしてフリーでは働く気ないけど)
エンジニアって可能性が無限大にある職種であると思います！
私は仕事はインフラエンジニアだけど、WEB系が好きになって、
このようにブログ書いたりしているし。
今は、有料のテンプレートに頼ってしまっているけれど、
ブログを始めた当初は、テンプレートなど使わずに、コード書いてました！
レンタルサーバを使わずに、AWSで運用してみたり、、、
(結果的にはレンタルサーバの方が経済的だったのでやめました)
エンジニアに興味がないって言っておきながら、けっこうやってたりします笑
そんなかんじで(どんなかんじw)、エンジニアになって7年目を迎えていますが、
まだ、やめる気(手放す気)はありません。
結果的には、エンジニアの世界に飛び込んでよかった
と思っています。
まとめ
今回の記事で言いたいことをまとめると、、、
未経験でもエンジニアになれるよ！
ただし、ただなんとなんくエンジニアを目指すのではなく、エンジニアになってやりたいことを考える、
就職する前に本や学習サイトで勉強してみることをおすすめします。
私もよく活用している学習サイトはこちらです。
有料ですが、頻繁にセールをしていて1000円台になることもあります。
IT系の就職・転職にはエージェントを利用するのがおすすめ。
私もエージェントを利用し、エンジニアに転職しました。
ワーママの転職にはこちらがおすすめ！
以上、未経験エンジニアになるためにするべきことや仕事内容の紹介でした。
今後も、現役エンジニアとして、実績や経験をもとに、様々なことを発信できたらいいなと思っています。
